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山田ケンタ|灼熱の和太鼓奏者

山田 ケンタ  和太鼓奏者・クリエティブトラスト代表
東京都出身。幼少の頃より和太鼓を始める。
2003年スーパー桶太鼓ユニット「ZI-PANG」メンバーとして、第27回日本アカデミー賞オープニングセレモニーに出演。2005年中南米ツアーに参加。2006年コロンビアツアーに参加。 2008年アメリカ ロサンゼルスツアーに参加。その他、女子レスリング世界選手権2008、SHORTSHORTFILMFESTIVAL ASIA2008、美空ひばり座オープニングセレモニー、愛・地球博「ジャパンウィーク」、京都ファッションショー、東京ガールズコレクション2010など、数々のイベントに出演。また、作曲、構成、演出などにも定評があり、舞台づくりにも力を入れている。和太鼓の可能性を常に考え、独自の世界観を追求し日々活動している。

今回、ネットラジオ番組「MUSIC★ピーポー」のコーナー「PickUp!MUSICピーポー」に出演して頂きました。

和太鼓を始めたキッカケとは?

小学生3年生の時、お祭りや盆踊り等で演奏している近所の和太鼓チームを観て「カッコイイ!」と思い、入りました。中学2年生まで続けました。
―辞めた理由とかってあったのですか?
衣装であった半股引(はんだこ)を履くのが、思春期の自分には恥かしくて、履きたくない思いからその商店街の和太鼓グループはやめてしまいました。

現在、プロデュースしているグループとは?

東京TAIKO GIRLSと言う、女性だけで構成された和太鼓ユニットをプロデュースしています。2013年からスタートして、現在「演奏全国制覇」と言うものを掲げて色々な場所で演奏活動を行っています。現在、47都道府県中「12」まで達成しました。日本全国を制覇したら、今度はアジアに進出したいなと考えています。
02

海外と日本のお客さんの反応って違いますか?

やはり、海外の方が反応が早いです。音楽を聴くスタンスが違っているように感じます。海外の人は自分も楽しもうっていうスタンスなんだと思います。なので、演奏始まった瞬間に歓声が沸きあがったります。日本は座ってじっくり聴くスタンスなんだと感じています。盛り上がるのは海外ですが、日本のコンサートの聴き方も好きです。

和太鼓奏者あるあるとかってありますか?

ついつい、車を運転している時にハンドルを叩いたり、階段を歩いている人の後ろで裏拍でリズムを無意識に取ってしまったりしています(笑)
―和太鼓ってダイエットに効いたりしますか?
効きますよ!やはり、筋肉が付くので代謝があがります。実は「デドックス和太鼓」って言うのもやっています。受講終了後はビールジョッキが持てないかも(笑)

今後の野望とかありますか?

現在、私を含めた男性3名(今後増えるかも)の世界に通用するグループを立ち上げて、猛練習しています。グループ名もまだ決めてません(笑)
―具体的にどの国から演奏したいとか考えているのですか?
ヨーロッパから攻めたいと考えています。
03[写真]和太鼓とオリジナルの衣装。生地・デザインもケンタさんのこだわりの特注


中2で一旦、和太鼓を離れてからは何を?

高校からパンク系のバンド活動していました。楽器はギターでした。ギターボーカルをしていた時期もありました。なんだかんだ24才位まで続けていました。当時を振り返ると、どうしようもないオリジナルだなーと感じますが、あの時期があったから今の自分がいると感じています。で、たまたま何かの拍子で音楽的な和太鼓グループを観て「カッコイイ!」と思って、自分で「空龍」という和太鼓グループを立ち上げました。
07[写真]やはり太い腕

どのくらい練習しているのですか?

合宿中は、ご飯以外はひたすら練習しています。叩き方1つ取っても、2時間半ぐらい続けて、叩く位置や手の角度やスナップのスピード等を研究しながら練習しています。大きい和太鼓は特に、チカラだけでは理想の音が鳴らないんです。
―腱鞘炎とかにならないのですか?
手首が痛くなるということは、身体の使い方が上手くないと言う事だから、痛くならない叩き方を見つけます。沢山練習すれば良いというわけでは無く、どう叩けば太鼓が鳴るか、安定するか等を常に考えています。毎日、和太鼓は叩いています。叩かないと不安になるし、すぐ技術が落ちるんです。自分で解るんです。

楽器運搬の苦労

06楽器運搬に使用する2t車を拝見させて頂きました。以前は公演前の荷卸しだけでTシャツが何枚もビショビショなり、握力も持っていかれてしまっていました。少しでも楽に荷卸し、荷詰めが出来るように考えた結果スーパー等で使用するカゴ台車に行きついたそうです。
05新しい紙袋にはもちろん、新しい打楽器が入っており、嬉しそうに披露してくれました(笑)最近の口癖はもっぱら「新しい打楽器が欲しい」だそうです。

1回の公演約90分、和太鼓を叩き続けるのはつらくないですか?

実は、和太鼓の種類によって全く使う筋肉が違うんです。同じ太鼓をずっと叩けと言われたらかなりしんどいですが、種類によって使用する筋肉が違うので90分以上でも叩くことが出来ます。でも、1回の公演で約2Kg体重は減りますね(笑)

明日、世界が滅びるなら何を食べる?

カレーライスです。インドカレーとか、タイカレーでは無く、いわゆる普通のカレーです(笑)具がゴロゴロ入った感じのが好きです。でも、インドに行ったときはさすがに少し嫌いになりましたけど、カレーが好きです。

山田 ケンタ  和太鼓奏者・クリエティブトラスト代表
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オススメコンサート
RYUCHIM BAND feat. YAMADA KENTA Live Tour 2016
日時 11月20日 京都 Voxhall
11月21,22日 渋谷 Chelse Hotel
11月23日 福島 HIPSHOT JAPAN
12月4日 沖縄 MOD’S OKINAWA
内容 琉球と倭とアジアの融合したネオ琉球ポップス「琉球チムドン楽団」と和太鼓奏者山田ケンタのコラボコンサート
取材まとめ

和太鼓奏者のイメージってファッションとかに無頓着ないかにも日本男児的なイメージを抱いていましたが、第一印象オシャレだなと感じました。凄く良い意味で裏切られました(笑)色々な話をしていくうちに、音楽に対するストイックさや真面目さは本物。ケンタさんの造る和太鼓を取り入れた楽曲は、バンド活動を本気で楽しんでいた人だから出来る曲なんだと感じました。だから、メロディアスだし、和太鼓には篠笛という定番を崩してバイオリン等を取り入れる柔軟な考えが出来るのだと確信しました。和太鼓より大きい器を持った山田ケンタが、新しい和太鼓文化の風を吹かせてくれる日も近いかもしれない。

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イチタ ユウタ

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忙しい日々だからこそ、音楽で心豊かにをモットーに。
映画音楽から民族音楽まで幅広いテリトリーを武器に取材。

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