作曲家

根木 啓輔|ベンチャーソングライター

根木 啓輔(ネギ ケイスケ)ベンチャーソングライター
自らをベンチャーソングライターと名乗る、ミューロン株式会社 代表取締役CEOの根木啓輔さんを単独インタビュー。

青山学院大学在学中に、芸能系の専門学校へ通おうとおもったきっかけは?

家庭環境も順風満帆でこれといった辛い経験もしてこなかったこともあり、高校時代「特にやりたいことがない!」ことに対してコンプレックスを持っていました。
青学へは高校から通っていたのですが、受験をせずに進学できるため、部活を引退して時間があったこともあり、せっかくだし何かやろうかなと思いました。

昔から歌うことは好きだったので、ミュージシャンでも目指そうかなって思って、
ある時「素人 オーディション」でパソコンで検索して、1番上に出てきたとある芸能事務所のスクールのオーディションを受けました。
「特待生」という枠で合格したのがきっかけで通うようになりました。
ちなみに、後に他の生徒に聞いたら、みんなほとんど特待生枠での合格でした(笑)

大学卒業後は、一旦、普通に就職していますがその時は、どういう思いで就職したのですか?

大学在学中は、月一位でライブ活動をしていたのですが、だんだんと惰性で活動するようになり、ノルマに追われる日々を送っていました。

大学3年時に、周りは就職活動を始め、気づいたら単位も足りてない、借金も抱えてる…という
かなりヤバい状況に陥り、「俺、このままで大丈夫か?」という気持ちが芽生えてきてしまいました。

そんな時、兄に自己分析を勧められやってみたところ、音楽そのものっていうより、『人』と『人』との繋がりのツールとして「音楽」を活用していることに気が付きました。

だったら、別に音楽にこだわる事ないじゃんと考えるようになり、まずはちゃんと社会経験をしよう!と決め、知り合いのキャリアカウンセラーの方に紹介いただいた、ベンチャーのPR会社に就職しました。

前職の就職先であるベンチャー企業との出会いは?

先輩の紹介でお繋ぎいただいた、ベンチャー企業の経営者と出会ったことが大きいです。
前職は、即戦力人材の社員採用が難しいベンチャー企業に対して、フリーランスの方とチームを組み、事業課題の解決を支援するようなHR(ヒューマンリソース)の会社でした。
彼が描く壮大なビジョンに感銘を受け、その会社に入社しました。

根木啓輔_画像②

そこでベンチャーソングライターに辿り着くわけですね?

はい(笑)。お待たせしました(笑)。
前職の業務の中で、様々なベンチャー企業経営者の方とお仕事をさせて頂いているうちに感じたのですが、ベンチャー企業って、成長スピードが早い一方で離職率が高く。

軌道に乗るまでは、外部から人を呼んで作り上げるのも良いのですが、ある程度、軌道に乗ってからは、結局、内部の人を教育したりモチベーションを上げて内側から作り上げた方が生産性も上がる…。本質はそこだろうなと。

なので、憧れでもあるベンチャー企業の経営者の手助けとなるため何か自分の力が役に立てないか?と考えるようになり、企業と音楽を紐づけて、今のベンチャーソングライターに辿り着きました。

具体的なベンチャーソングライターの業務?作業内容は?

まずは、経営者目線での課題・問題点と、社員側からのビジョンややりたいこと等をワークショップ形式で話合います。人材開発研修に近いと思います。
それをすることによって、色々な事が見えてきます。

例えば)

  • 自分の思いは社員に伝わっていると思っていたけど、全然伝わっていなかった(経営者)
  • そもそも何がしたくてこの会社に入社したんだっけ?(社員)
  • 自分がワクワクする事ってなんだろう?(社員)

経営者が目指すビジョンと社員さんが目指すものは、同じじゃなくていいんです。お互いがメリットにならないと、ダメなのです。

理想はマンガのワンピースの「麦わら海賊団」。
主人公ルフィを経営者とすると、彼の夢は「海賊王」になること。
社員のゾロの夢は「世界一の剣豪」。ナミの夢は「世界中の海図を描くこと」。
お互い目指すものは違いますが、ルフィが海賊王を目指せば、必然的にゾロやナミの夢も実現できる。
だから、「麦わらの一味」という会社に一体感が生まれ、一緒のメンバーとして行動を共にできる。

どちらか一方のビジョンだけを押し付けてもダメなんです。
だからこそ、ワークショップでは経営者だけでなく、社員のビジョンも明確にしていきます。
また、研修等の課題は「その場は良い気づきが得られたとしても、風土や文化は形成されず、風化してしまう」ということが大きいです。
その課題を解決するため、そのワークショップのプロセスの中で生まれたキーワードを歌詞にしてひとつの楽曲を制作します。
そうすることで、その音楽がワークショップを思い起こすトリガーとなり、文化形成の手助けとなります。

毎日聴きたくなるには、ある程度のクオリティが必要なので、ワークショップで完成した楽曲は、持ち帰ってプロのアレンジやミックスを経て、プロ顔負けの楽曲に仕上げます。
ワークショップ中は、その様子を動画でも撮影するので、最終的には映像と音楽が出来上がります。

後半へつづく!著作権とかってどうなる?

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