旧東ドイツ生まれの性転換ロック・シンガー「ヘドウィグ」が幼い頃に母から聞いたプラトンの「愛の起原」にあるような自分のかたわれ(=愛)を探して全米各地を巡る物語。
そんな彼女の人生が、彼女自身の魂の歌と共につづられる。
同性愛者のヘドウィグは、相方と結婚するために性別適合手術を受けるが、捨てられてしまう。
アングリーインチの由来は、ヘドウィグが受けた性別適合手術が失敗し、股間に「怒りの1インチ(アングリー・インチ)」が残された事によるもの。
絶望の中、昔抱いていたロックスターになる夢を叶えようと奮闘している中に出逢った
同志のトミーに恋した。しかし、アングリーインチがバレ別れる。トミーはヘドウィグの楽曲を盗んで一躍トップスターになる。
ヘドウィグが唄う楽曲は、とにかく凄まじい。歌詞に魂をえぐり取られそうになる。こんな楽曲、造ろうと思ったって造れるもんじゃない!
和訳で十分なので、ちゃんと歌詞を噛みしめながら聴いてほしい。
彼女の魂の唄は、普通の人からしたら偏った”愛”の形に見えるかも知れないが、個人的に大好きだ。
こんな人にオススメ!
- 愛だの恋だのうるさい人
- 同性愛者という事を隠している方
- 業務的に音楽を作っている方
つかさずチェック★
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