Music People

世界遺産北海道知床の歌姫 laufen Cuka

laufen  ラウフェン
作詞作曲/ボーカル・Cukaと、ギター/エンジニア/サウンドプロデューサー・克による音楽プロジェクト。Cukaの故郷である世界遺産知床の雄大な自然や、四季を感じさせる歌が大きな特徴であり、北海道ならではのサウンドを意識した音楽を作り上げている。

今回、ネットラジオ番組「MUSIC★ピーポー」のコーナー「PickUp!MUSICピーポー」に出演して頂きました。

radiolink※laufenの事や知床の事をインタビューしました。北海道方言”したっけね~”とは!?

楽器と芸名について

―もともと何か楽器は演奏していたのですか?
小学校の頃にエレクトーンを習っていました。その後はギターを始めました。
―やはり、作曲するのには和音楽器が必要ですか?
ギターは、作曲した曲を歌のみでメンバーに伝えるのが恥ずかしくて、ラウフェンをはじめた時に多少ごまかす為に弾き始めました。
どちらかというと頭の中で作曲する方が得意なので、最近は和音楽器を使っていません。

RからLへの改名

―2010年から「raufen」から「laufen」に改名していますがなぜですか?
結成当時、某ファーストフードのお店で配られていた冊子みたいなものにドイツ語の「raufen:はしる」というワードが書かれていて「これ!いいじゃん」と思い私が付けました。
後に加入したギターの克が「raufen」ってケンカするとか、かきむしるとかの意味だと指摘されましたが、数年はそのままの名前で活動していました。2010年になってから、メンバーが中々定着しないのは名前のせいもあるのでは、と話し合い「raufen:ケンカする」から本来の意味の「laufen:走る」になりました。
―同じ時期に「バンド」から「音楽プロジェクト」として形態も変更していますが?
考え方を変え「色々な人達といろんな音楽を創っていこう」と、2人になりました。そこから自由度が高まり、新しいことに挑戦しやすくなりました。例えば、楽曲やライブ毎にメンバーを変えたりもしています。フットワークも軽くなりましたね。本当の事を言うと、バンドメンバーが定着しなかったのが大きいです(笑)

laufen 1stEP「幻想花 e.p.」より
知床ファンタジア「オーロラファンタジー」公式テーマソング

知床の魅力

ずばり、世界遺産にもなっている雄大な自然です。
―ベストシーズンはいつ頃ですか?
一般的に観光の方がたくさん訪れているのは、5月~9月頃ですが、個人的には冬の「流氷」が来ている時期にも来てほしいです。私の出身地の斜里町ウトロ(知床)ではオホーツクの中でも1番流氷が集まり、多い時は水平線までびっちりと氷で埋めつくされます。
「流氷ウォーク」という流氷の上を歩くアトラクションや、「流氷ダイビング」という流氷の下の海に潜れるアトラクションもあります。
夕日が綺麗な場所でもあるので、流氷の上に夕日が落ちていく様子も見ることができます。まさに絶景ですね。
Cukaさん連載の北海道ファンマガジン「オホーツクまち発見!!旅紀行
知床への旅行をお考えの方はコチラも併せて「知床 斜里町環境協会


Cukaとlaufen

―ソロとしても活動していますが、ソロとバンドどちらが好きですか?
私の曲は元々”心の内面”を描くものも多いのですが、最近のlaufenとして表現したいコンセプトと少しずれが出てきてしまいました。そういう経緯もあったので、ソロとしては自分自身の思いや・伝えたい事を描いた曲を中心に今のlaufenではできないような世界観をソロで出せたらと思っています。逆にlaufenは、長く親しまれるような曲を作ることを目指しているので、どちらが好きかは一概に決められません。
―作曲する時のインスピレーションはどこから?
映画や演劇を観たり・聴いたり等の特別な事はしていません。歩いたり自転車に乗っている時…
ふと思い浮かぶことが多いです。強いて言うなら、laufenの活動の中で色々な場所へ行く機会が多いので、その時に観たり・感じたことを思い出して作曲をしています。
cuka_04

音楽のルーツ

中学校までは地元にいたのですが、正直あまり友達もいなくて、いつも景色(海)ばかり観ていました。その後北海道北見市の高校に進学して卒業後は札幌を拠点に音楽活動をしていますが、「音楽・唄う」ことを通して、色々な人と繋がる事が出来て、色々な機会が得られるようになったとき、地元の人達が温かく迎えてくれて、また色々な機会を与えてくれて・・・。だから私にとって「音楽」は架け橋なんです。
当時のCukaさんにとって音楽は、自分を伝えるコミュケーションツールだったんだなぁっと感じました。今では無くてはならないものになっているなぁと。

2年間の葛藤

実は最新シングル「Change My Life」をリリースする前の2年間、喉の調子を崩し100%の状態で唄えなかったらしいです。
―現在は、完治したのですか?
現在はかなりよくなっていますが、治療が本当に辛かったです。東京にしか治療できる場所が無くて通っていたのですが、その治療が痛くてよく泣いていました。
思うように歌えなかった時期は、音楽活動を辞めたほうがいいのでは…と考えた事もありましたが、応援してくださっている皆さんの支えもあって乗り越えることができました。
以前よりも歌を唄うことの喜びが大きくなったり、プロとしての自己管理の重要性を考えるきっかけになったりしたので、そういう面では勉強になりましたし、よかったと思います。
※2016年3月にリリースされた「Change My Life」

最終形態

―最終的にはどんな形で「音楽」を続けたいですか?
音楽活動を通して「北海道」をもっと外へ伝えて行きたいと思っているので、自分達ならではの活動を続けて色々な場所へ行くのが理想です。海外も視野に入れています。
―住居は?
北海道も大好きなんですが、今は色々な人達と出会いたいし色々なことを学びたいので、東京にも住んでみたいです。最終的には北海道に住みたいですね。

Cuka  「laufen」作詞・作曲・Vo
cuka_02

出身地 北海道斜里町ウトロ
血液型 O型
特技 ナレーション・アフレコ
取材で得られた個人情報 マンガ・ガンダムが大好き(マンガ喫茶へ良く行く)。ガンダムに乗るのが夢。エヴァの映画を観て、衝撃の強さで学校を休んだ事がある。実家の近所に住む「川村さん」がお魚の”キンキ漁”の漁師だった為、食卓にキンキの煮付けが出てきていた。その後東京で初めて高級魚と言う事を知る。
取材まとめ

初めてCukaさんと会話した時、小柄な身体と言うこともありキュートなイメージでした。今回、数時間の取材をさせて頂いて、独特な雰囲気(別の人で例えるの変ですが”鬼塚ちひろさん”や”Coccoさん”的な雰囲気)と世界観を持っていました。多感な時期に、知床の海を見続けてきたCukaさんならではの感性は目を見張るものがありました。物腰はとても柔らかいですが、しっかり筋が1本通っていて”自分”と言うものを持っています。

北海道と聞くと食べ物と自然ばかりに目が行きがちですが、北海道を感じられる北海道知床の歌姫Cukaさんの楽曲を聴きに行ってみては?

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イチタ ユウタ

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忙しい日々だからこそ、音楽で心豊かにをモットーに。
映画音楽から民族音楽まで幅広いテリトリーを武器に取材。

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